エアコンクリーニングで電気代が安くなるって本当?

エアコンクリーニングで電気代が安くなるって本当?

夏が好きな方でもうだるような暑さに参ってしまいますよね。
年々気温上昇していますし、熱中症にいつ自分がなってしまうのかと怖くなりますよね。
倒れてからでは遅いのでしっかり熱中症対策しなければなりません。
さて、ご自宅やオフィスなどにエアコンがある方がほとんどかと思いますが、毎年のようにこの時期は電気代も覚悟してる方多いんじゃ無いですかね。
電気料金の請求が来てびっくりする事が私はあります。
少しでも電気代が安くなれば他の事にお金が使えたのにとがっかりしてしまいます。
いつもこの時期はドキドキハラハラしてしまいます。
では、本題にもありますが、エアコンクリーニングする事で電気代は本当に安くなるのかご紹介します。

エアコンの汚れは無駄な電気代に繋がる?

実は汚れはエアコンにとって大敵で、エアコンに余分な仕事をさせてしまいます。
エアコンには2つの大事な役割があり、それは「風の流れを作る事」と「空気の温度を変える」です。
ですから汚れがエアコンの仕事を妨げると、エアコンはもっと「冷やそう」や「風を出さなきゃ」というふうに負担がかかります。
エアコンの風の流れというのは空気を吸って、風を吹き出す作業をエアコンのファンがしています。
ファンが回転し、風の流れを作っているのですが汚れがあると吸い込む空気をしっかりキャッチできずに吹き出す量が減ってしまい、風量の低下になってしまいます。
また、風を通すフィルターにも汚れがあると風量も少なくなり、風量設定を弱いから強いへと設定する事になります。
では、次に空気の温度を変えるという重要な役割もエアコンが汚れているとエアコンの内部に負担がかかり、無駄な電力を使って温度を下げるのです。
ですから、エアコンの汚れを綺麗にするエアコンクリーニングは欠かせないのです。

節電につながるエアコンクリーニング方法

エアコンクリーニングがいかに電気代に影響するか分かったところで、自分で掃除するかプロに頼むか迷いますよね。
自分で完全に綺麗にするのは限界があり、時には故障の原因にもなってしまいます。
自分でできるのは取り外し可能なフィルターと吹き出し口の汚れのみで、カビの匂いだったりはエアコンの分解をし、細かいパーツの洗浄も必要になってきます。
エアコンの内部の基盤に水や薬剤がかかると動かなくなったりもします。
ですから汚れが酷い場合や何年も掃除していない場合はプロに任せたほうが良いでしょう。
また自分でクリーニングする場合に市販のスプレーで掃除すると臭くなってしまったり故障の原因、下手したら火災の可能性があります。
スプレーだと面から吹きかけた風によって本体の裏にホコリやカビが移動するだけになってしまうのでそうなるとプロでも難しくなり、最悪買い替えという事態にもなりかねませんのでスプレーはお勧めしません。

自分でフィルターを綺麗にする方法

掃除機でホコリを吸う

油汚れやカビ汚れがない場合は掃除機で吸ってみましょう。

フィルターの汚れは裏側から水で流す

油汚れやカビの汚れは、油落とし用の洗剤やカビ取り用の洗剤を使ってしばらく待ち、そのあとは柔らかい歯ブラシなどで汚れを落とし、水で流しましょう。
注意が必要な場合は油汚れで目詰まりしてしまう可能性があるので確実に綺麗にしましょう。

絶対にやってはいけないエアコン掃除方法

吹き出し口を開けて、ファンの汚れを綿棒や先端が細いブラシで取ろうとする。

誤って羽が折れてしまう可能性もありますし、故障の原因にも繋がります。

思い切って自分でエアコンを分解する

エアコンのメーカーや機種によって分解方法や手順もバラバラです。無理矢理分解すると故障の原因にもなりますし、パーツが破損する可能性もあります。

運転したまま掃除する

ファンが回転している最中に掃除すると、ファンに当たってしまい破損の原因になるからです。危険なので掃除する際は必ずエアコンの電源をコンセントから抜きましょう。

エアコンをクリーニングしても改善しない場合

エアコンの冷媒不足

エアコンクリーニングしたのに冷えない場合もあるのですが勘違いしている場合も多く、綺麗にしたのにと嘆いてる方もいます。
この原因は、エアコンの冷媒不足と言ってガスが出ていない状態の可能性もあります。
この場合は必ずプロに任せるようにしましょう。

エアコンの寿命

エアコンの寿命は一昔までは古いエアコンは電気代がかかると言われており、新しく買い換えた方が電気代を節約できると言われていました。
2005年以前のものは省エネモデルではないからです。
最近のものですと、省エネモデルのものがほとんどですので、順調に動いているエアコンの場合はわざわざ買い替えなくても良いのです。
省エネモデルとそうでないモデルの電気代の差は1年で約1万円違うとの事なので省エネモデルでない方は買い換えた方が電気代の節約になります。

まとめ

いかがでしたか?
自分の家のエアコンを見てびっくりしている方もいると思います。
もしも汚れが酷すぎて自分ではクリーニングが難しい場合は無理せずにプロに頼むようにしましょう。
快適な夏を過ごせると良いですね。